石森へ

先日、東京から友人が秋田に来るということで、打当の鈴木さんにアテンドしていただき森吉山へと行ってまいりました。


はるばる秋田へと来てくれたのは総勢5人。一人はマタギを始めこの阿仁地区の自然や文化に興味を抱き5、6年ほど前から何度も阿仁を訪れている女性と今年2月に生まれたばかりの男の子、もう一人は彼女と一緒に森と人をつなぐクロモジ屋  MORODOの活動をしている女性、そして彼女たちの友人の女性 写真家さん(たくさん素敵な写真を撮っていただきました!)、もう一人は徳島県で地域起こし協力隊をしている男性です。

 

妊娠5ヶ月。安定期に入ったといえども無理はできないので、転んだりしないよう足元には十分気をつけながらゴンドラで上がった後はゆっくり山のお花たちを眺めながら石森まで行き、避難小屋で昼食を食べてまたゆっくりと降りてきました。

 

Photo by Chisato Hikita 

普段は見ることのない花や植物に遭遇するたびに、これはなんですか?と鈴木さんに問いかけ、これまた聞いたことのない名前を覚えるのにみんなでメモや写真を撮りながらワイワイ楽しく歩きました。

 

つわりを抜けるまで、どこに行くにもやっぱりちょっと調子が出ない日々を過ごしていたのですが、この日は天気も良く、気分も晴れ晴れでした。

 

山登りにクロモジ採取、化石探しに、楽しくご飯の後のみんなで連携皿洗い、線香花火、おまけに感動のサプライズ、みんなとは2日間共にさせていただき刺激とエネルギーをたくさんもらいました。


身近すぎてぼやけていた景色も外からの新鮮な視点を持ったみんなと一緒に回ると、わたしの目にも鮮やかに映ります。

そしてこの日を境に、マタニティーライフを楽しめる気持ちがみるみる湧いてきた気がします。

次にみんなに会えるのはいつかな。その頃にはお腹の赤ちゃんはもう誕生している頃だろうか。わたしも早く我が子とあちこち歩きたいな。きっとこ子供と一緒に歩く景色にもたくさんの発見や感動が待っているに違いないな。

期待は膨らみます。